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DòngTīng Song of the Week

※この記事はHip Hop in China(Dong Ting) 2008年2月1日の記事の転載です

今週紹介する曲はチェン・ハオラン(陳浩然)のものです。
チェン・ハオランは北京のIn3というグループの大変優秀なメンバーです。彼のスタイルは、ODBプロフェッサー・ロングヘア、ボブ・マーリー、そして北京のタクシー運転手のミックスといったものになります。

この作品は彼の日常、ヒップホップに対する思想、DJ Wordyへの真の愛情を歌ったものです。

元記事内で音楽が再生できます↓


元記事:(DongTing Song Of The Week) Chen Haoran "No Moni, No Friend"

・・・と思ったら、ちょっと今聴けないようです。youtubeなどにもアップされていないので、ちょっと確認してみます。
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MC Hot Dog

台湾のヒップホップを語るのに、良い意味でも悪い意味でもMC HOT DOG(姚中仁)は無視できないので、今更ながら紹介です。

その軽さから、おそらくシリアスなラッパー陣からは嫌われている/バカにされている観もあるのだけど、売れている&知名度という意味では今でもおそらく台湾で1、2を争うラッパー。
既に数年前に来日も果たしているので日本でも割と有名なはず。

彼を一躍スターにしたのが、06年の台湾の人気ロック歌手である張震嶽と出した「我愛台妹」



この歌詞でも分かるように、「台湾の女が好き、中国女には興味ねーんだわ」と言い切っている台湾ラブの内容ですが、キャッチーでノリノリのサウンドは大陸でも(当然海賊盤のみですが)大ヒット。

以前、中国人MCに「あんなこと歌われてむかつかない?」と聞いたことがあるのだがその時の彼の応えは「いや~、MC Hot Dogってなんか常にボケてるから・・・憎めないやつなんだよね。(MC大支と違って)」と言っていたので、はあ~彼ってそんな立ち位置なのか~と思った記憶があります。

その後、この曲が収録されていた全アルバム「Wake Up」を聴いて納得。かっこいいんだけど、ちょい雑。聞き流すパーティー・ミュージックとしてなら問題なし!なんだけど、そのおふざけ脱力感&知的とは言えない発言には出来が良いとは言えなかったのです。実は。トラックも安直なサンプリングが多すぎたし(ジェイ・チョウとか宋岳庭とか。ジェイのは皮肉のつもりかもしれないのでなんともいえないけど)。

で、昨年秋リリースの最新作「差不多先生」。一皮向けた印象を受けました。「30歳になったら30歳らしい言い方でディスってやる」と豪語していただけあります。

”差不多先生”


差不多=大差ない、違いない、まあそんなもん、を意味するのですが、この曲名は胡適の「差不多先生伝」からの引用です。「差不多先生伝」で胡適が指摘している中国人のルーズさをベースに、この曲も現代中国人(この場合台湾人ですが・・・)のルーズさ、なあなあ加減を自己批判しています。

出典もしっかりしているし、そのなあなあさをなあなあで終わらせずにしっかりと重みをもたせて曲にしたところもすばらしい。この曲のタイトルを冠したアルバム全体の出来も、深みがあってなかなかです。

いわゆるとっても台湾らしい、変に欧米化も洗練もされていない台湾人をさす”台客”という言葉があるのですが(江戸っ子みたいなイメージだと思います)、MC Hot Dogは”台客”と呼ばれるラッパーの1人。おそらく台湾の若者からみて兄チャン的存在なのではないでしょうか。

台湾のアンダーグラウンドでもなく、かといって華々しいポップネスとまでも行かない、うまーいところを泳いでいる彼の作品にはアンダーグラウンドほどのヘヴィさはないのかもしれない。
けど、逆に言えば、台湾のごく一般的な若者をひきつけるような視点と態度がある=これが台湾の若者マジョリティの体現でもあるのではないかなとは思います。

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BEST 嘻哈 OF THE YEAR (2008)

こんにちは。半年放置してしまいました。忙しいというのはただの言い訳ですね。今年はtingdongの翻訳を全て終えつつ、ちゃんと各都市のシーンを追いたいです。よろしくお願いします。

さて、まず昨年のこと。
hiphop.cnと搜狐音乐频道が行った投票の結果、昨年のベスト・(オリジナル)・ヒップホップ作品にK.J.C.の“错过爱(wrong luv)”が1万票を超す投票数で選ばれました。



次いで2位は南京のD-EvilのMC光光と台湾の满人の“起义之日”

3~5位は押韵机械人が占め、順に“背叛”、“我的国家”、“街头日志”。

6位:台湾の3人(满人,Jnco,Sofa Lipa)によるGolden Age三部作の1曲、“十年”

7位:上海のグループRedstarの“Who We Be”

8位:西安のMC、Masonの“Say hello to ya mama”

9位:これまたRedstarの“I Want You”

10位:北京の隠蔵組合のメンバー、Sbazzoのソロ作品“Soundtrack”

という結果です。

個人的にはYoung Kinがランクインしなかったのが寂しい上に、これまでK.J.Cってあまり注目されていたわけではなかったので「なぜコレが1位?なぜ1万票?」てな思いも無きにしも非ずです(だって総合4万票中1万3千票ゲットな上、2位に1万票の差を付けてる・・・あやしーなー)。

まあ10位まで見れば、北京(で活動する中国系カナダ人)、上海、西安、南京、台湾など出自は様々で面白い顔ぶれではありますね。今年も楽しみです。

TAG : hiphop.cn

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