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Kou Chou Ching 来日します!

一昨年、昨年に続き今年もやってきます。

アメリカツアー後の来日です。

[1]9月4日 六本木 NEW LEX Club
東京都港区六本木3-13-14 第3ゴトウビル B1F
http://www.newlex-edo.com


[2] 9月6日 渋谷AMATE-RAXY
東京都渋谷区渋谷3-26-16
http://www.amrax.jp/index.html
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MC Hot Dog

台湾のヒップホップを語るのに、良い意味でも悪い意味でもMC HOT DOG(姚中仁)は無視できないので、今更ながら紹介です。

その軽さから、おそらくシリアスなラッパー陣からは嫌われている/バカにされている観もあるのだけど、売れている&知名度という意味では今でもおそらく台湾で1、2を争うラッパー。
既に数年前に来日も果たしているので日本でも割と有名なはず。

彼を一躍スターにしたのが、06年の台湾の人気ロック歌手である張震嶽と出した「我愛台妹」



この歌詞でも分かるように、「台湾の女が好き、中国女には興味ねーんだわ」と言い切っている台湾ラブの内容ですが、キャッチーでノリノリのサウンドは大陸でも(当然海賊盤のみですが)大ヒット。

以前、中国人MCに「あんなこと歌われてむかつかない?」と聞いたことがあるのだがその時の彼の応えは「いや~、MC Hot Dogってなんか常にボケてるから・・・憎めないやつなんだよね。(MC大支と違って)」と言っていたので、はあ~彼ってそんな立ち位置なのか~と思った記憶があります。

その後、この曲が収録されていた全アルバム「Wake Up」を聴いて納得。かっこいいんだけど、ちょい雑。聞き流すパーティー・ミュージックとしてなら問題なし!なんだけど、そのおふざけ脱力感&知的とは言えない発言には出来が良いとは言えなかったのです。実は。トラックも安直なサンプリングが多すぎたし(ジェイ・チョウとか宋岳庭とか。ジェイのは皮肉のつもりかもしれないのでなんともいえないけど)。

で、昨年秋リリースの最新作「差不多先生」。一皮向けた印象を受けました。「30歳になったら30歳らしい言い方でディスってやる」と豪語していただけあります。

”差不多先生”


差不多=大差ない、違いない、まあそんなもん、を意味するのですが、この曲名は胡適の「差不多先生伝」からの引用です。「差不多先生伝」で胡適が指摘している中国人のルーズさをベースに、この曲も現代中国人(この場合台湾人ですが・・・)のルーズさ、なあなあ加減を自己批判しています。

出典もしっかりしているし、そのなあなあさをなあなあで終わらせずにしっかりと重みをもたせて曲にしたところもすばらしい。この曲のタイトルを冠したアルバム全体の出来も、深みがあってなかなかです。

いわゆるとっても台湾らしい、変に欧米化も洗練もされていない台湾人をさす”台客”という言葉があるのですが(江戸っ子みたいなイメージだと思います)、MC Hot Dogは”台客”と呼ばれるラッパーの1人。おそらく台湾の若者からみて兄チャン的存在なのではないでしょうか。

台湾のアンダーグラウンドでもなく、かといって華々しいポップネスとまでも行かない、うまーいところを泳いでいる彼の作品にはアンダーグラウンドほどのヘヴィさはないのかもしれない。
けど、逆に言えば、台湾のごく一般的な若者をひきつけるような視点と態度がある=これが台湾の若者マジョリティの体現でもあるのではないかなとは思います。

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quick note

あまりに本業の方が多忙すぎた夏、なーんにも更新できませんでした。残念。

ところで本日発売のrockin' on 10月号 カルチャーコーナーに、先月来日公演を果たした台湾の拷秋勤(kou chou ching)のインタビューを小記事ながら掲載させてもらいました。

まあ、かなりマニアックな質問を並べてしまいましたが、是非是非チェックしてください!

minami

TAG : 拷秋勤

中国のギャングスタラップ?

結構前の話になるが、一部で中国初のギャングスタラップの誕生と騒がれた台湾のラップグループ鐵竹堂(IRON BAMBOO)。
マイケル、ヴィンス、スコッティー、ジェイソンの4人組。バックグラウンドは様々。ヴィンスはフランス人と台湾人のハーフでパリ育ち。スコッティーは客家や台湾アボリジニの祖先を持つクリスチャン。マイケルは韓国人とスウェーデン人の両親を持ち、アメリカと韓国で育った。等等。

で、下に紹介する作品FOR THE HOMIESは英語、フランス語、中国語の3カ国が使われているマルチリンガル・ラップ。内容はハードコア。
中国にもゲットー育ちのラッパーがいて、ギャングスタラップがあるんだ、と言いたいところだが、この作品はフェイク。

彼ら自身も、この作品が作り物のギャングスタラップであり、LAで撮影されたハードコアなMVも『ショートムービー』としてのものであることを認めている。

それを考えるならば、かなり出来が良いフィクション。
悪いもの=ギャングスタに憧れる若者がいるのは中国も同じで、やはり彼らの音楽は結構人気らしい。

でもウソである限り、今作品をギャングスタラップと位置付けるのは相応しくない。
強いて言うならばギャングスタ風エンターテイメントラップか。

鐵竹堂(IRON BAMBOO) - 為了我的兄弟(FOR MY BROTHERS/HOMIEZ)

TAG : french gangsta 鐵竹堂

宋岳庭(Shawn Sung)

宋岳庭という、スキルとカリスマ性を兼ね備えたアーティストがたった1枚のアルバムを残して23歳でこの世を去った事は、中華圏のヒップホップ界の大きな損失であったと思う。
彼が生きていたら、台湾・中国のヒップホップシーンは今とは大きく違っていただろうし。

Life is a struggle - 宋岳庭

original ver.


flash ver.

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TAG : 宋岳庭 EB

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